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アーバンがオススメする専有部リフォーム
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手摺
手摺は取り付ければいいと言うものではありません。トイレの広さ、便器までの距離、体の姿勢など細かにチェックしながら取り付けます。要所要所で体のどの部分に力が入るか、また掴ると楽な位置はどこか。位置決めが手摺では一番大事です。
段差解消
トイレのリフォームというと、便器の性能やデザインに目が行きがちですが、まず考えたいのが、トイレと廊下やホールに段差がある場合の段差解消です。この段差は床下に給排水管があることにより生じていることが多いです。この段差解消工事はなかなか難しく業者さんもあまり手はつけません。しかし、安全な暮らしのためには必要な工事。段差解消は床下の給排水管の経路変更や排水竪間の接続位置変更( 工事には管理組合の許可が要ります) など工夫次第で実現できます。
便器
今はいろいろ便利な機能がついた便器が販売されています。しかし、基本的な部分は押さえておきましょう。基本的な部分とは、節水、節電、大きさです。節水は1 回の水洗に何リットルの水を使うかをチェック。今では少ないものなら4 〜 6 リットルで十分な水洗ができるものも販売されています。節電は温水、便座などの温度調節ができるか、また長く使わないときはスリープモードになるかなど、最後は便器のサイズです。タンク一体式のコンパクトタイプなら限られた広さを有効に使うことができます。
進歩するユニットバス
水廻りの設備でここ数年で進歩下のがユニットバスでしょう。ユニットバスは床・壁・天井・浴槽を一体化したもので工場で生産したものを現場で組み立てます。以前は組立に要する下地も大きなもので断熱性能など考えられていませんでした。現在のユニットバスは床・壁・天井の素材も改良され断熱性能も汚れのつきにくさも格段に向上しています。浴槽も断熱素材で保温性に優れ、シャワーも節水タイプがほとんどです。また風呂場の面積を変えずにワンサイズ大きくすることも出来ます。
またぎの高さ
ユニットバスもデザインや色が豊富になりリフォームを考えるとそちらに目がいきそうになりますが、ユニットバスのリフォームは使いやすさ、さらに将来のことを考えることが大切です。高齢になったときや膝、腰が弱くなったときに意外と苦労するのが浴槽へ入るときのまたぎの高さです。多くのユニットバスのまたぎ高は約60cm。いまは45cm のものも出ています。たった15cm の差ですが、またいでみるとその差は歴然です。一日の疲れを取りゆったりと過ごしたいバスルーム。失敗は許されません。
段差解消
昔は、ユニットバスと洗面・脱衣室とはバスルーム内の湯水があふれ出ないように若干の段差が設けられていました。現在では湯水が洗面・脱衣室にあふれないような工夫が施され水返しの段差がなくなり、以前と比べると5cm 〜 15cm 程度ユニットバスの床を下げて取り付けることができます。ユニットバスを組立、設置するときの工夫次第では段差を完全に無くすことも不可能ではありません。
段差の解消
洗面・脱衣室の床も給排水管などにより、廊下やホールの床より一段上がっていることが多いと思います。将来にことを考えるとこの段差も解消しておきたいところです。給排水管などのレイアウトなどにより制限が厳しく、床を下げるのはなかなか難しいマンションもありますが、工夫次第では床の段差改良、解消をすることができます。
将来考えて選択する
昔は洗面ボールに鏡がついていただけのものや水栓もお湯と水が分かれていたりしたものですが、シャワー水栓が出てきたころから洗面化粧台も見直されはじめ、現在では豪華なものも販売されています。しかし、洗面化粧台は毎日使うものです。さらに洗面時には腰を曲げて使います。ここでもやはり将来的なことを考慮して選択することをお薦めします。使い易い高さに調節できるタイプや座ったまま、車椅子でもそのまま使えるタイプなど機能も豊富です。ご家族皆さんが使い易く長く使うことを考えて選びましょう。
いつもキレイにしていたい
昔のシステムキッチンは、システムとはいえ流し、作業台、コンロ台、吊り戸棚を別々に組み合わせたものでした。そのため、各々の間に隙間ができそこに食べ物などがつまり、お掃除もしにくいものでした。現在は一体化が進み、隙間もなくなり汚れがつきにくい素材を使用するなどお手入れもしやすくなりました。収納量も増え、キッチンの高さも身長に合わせられるタイプもあり、お料理がグンと楽になりました。
仕様、及び高さの選択
キッチンの高さは、一般的に身長の半分+5cm と言われています。ほとんどのキッチンの高さは80cm・85cm に設定されていますが、作業が楽な高さに合わせることができるタイプも販売されています。また、座ったままや車椅子で使用できるものも選ぶことができます。高さと同様大事なのは奥行きです。使う人に合っていないと、水栓が使いにくい、吊り戸棚に手が届かないなど不便が生じます。奥行きに関しては各メーカーにより数種類ありますので、ショールームなどで実際に確認されることをお薦めします。
レイアウト
キッチンスペースで大事なのは作業がしやすく効率的に動ける空間作りをするということです。その目安は、作業の基本となるシンク、コンロ、冷蔵庫の三点を結んだ三角形「ワークトライアングル」で表すことができます。その三角形の一辺の距離が2 歩程度、三辺の和が3.6m 〜 6mが使い易い距離だと言われています。